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伊丹空港を拠点に立派な陸マイラーを目指す2児のパパの記録

FX案件をこなす前に覚えるべきこと【FXは怖くない!】

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FXというと投資の中でも『怖い』もので、手を出すべきではないもの!!と頑なに思っていらっしゃる方も多いと思います。もちろんFXで利益を出そうとするとレバレッジというリスクを背負う必要があり、それがゆえに大きな損失を被ることもあります。

 

 しかしながら、値下がりのリスクを背負う点や大きな損失を被り得るという点では株式取引や投資信託も同じです。ではなにゆえFXはその他の投資と比較して漠然と『恐ろしいもの』と捉えられるのでしょうか?

 

 今回はその要因とFXの基礎基本をお伝えした上で、『FX案件をこなすだけであればリスクは最小限で済む』ということをご理解頂ければと思います^^ 

 

 

 

 

最低限おさえておくべき基本単語集

 

・証拠金 

FX取引を行なうにあたり必要な元手にのこと。日本ではレバレッジ(後述)が最大25倍なので、取引したい通貨単位の25分の1の証拠金があれば取引が可能となる。 

 

・ロット(通貨単位)

 取引する上での単位のこと。基本的に1ロット=10,000通貨単位であるので、ドル円の取引であれば現在のレート×10,000円÷25が取引に必要な証拠金となる。

 

・BID、ASK 

それぞれ『売り』、『買い』を意味する。『売り』でポジションを持てば『買う』ことで決済ができる。反対もまた然り。

 

・ポジション

 『売った状態』や『買った状態』のこと。それぞれをショートポジション、ロングポジションとも言う。

 

・スプレッド

取引をするにあたっての手数料のこと。日本では原則0.3銭固定というところが多い。仮に1ドル100円の売買を1ロット(10,000通貨単位)行なうとすると、値動きがなくても30円の損失が出る。

 

そもそもFXとはなんぞや?

 

FX=Foreign Exchangeの省略で、日本語では外国為替証拠金取引と呼ばれます。 

 

名前だけ聞いてもピンときませんよね。どういう取引のことか、具体的に見ていきましょう!

 

ドルと円の取引で考えてみます。解説を簡単にするために1ドル=100円としますね。 

 

あなたの元手(証拠金)は10,000円です。1ドルが100円なので、元手でドルを『買う』と100ドルが手元に残りますね?しばらくすると1ドルが105円になりました。今手元にあるのは100ドルですので、今度はこれを『売り』ます。そうすると手元には10,500円が残り、500円の利益が生まれます。

 

上記の例では買ったドルの価値が高まり利益が出ましたが、1ドルが95円になれば500円の損失が出るということになります。

 

どうですか?言葉は難しいですが、要は為替差益を取りに行くということがお分かりいただけたかと思います^^

 

FXに抱く恐怖心の根源は、レバレッジ

 

 

上の解説を読んで、『あれ、別に株式取引と大差ないんちゃう?』と思った人、あなたは正しいです。実際に相場が上がるか下がるかを読んで差益を取るという点では、本質は変わらないのです。ではなにが違って怖い目に遭うのか?それはこの記事で冒頭から何度も出ている『レバレッジ(てこの作用)』というシステムです。同じように具体例で見ていきましょう。

 

ドル円の取引で1ドル=100円、今度はレバレッジを25倍とします。

 

レバレッジが25倍であるということは、元手(証拠金)が400円あれば、先ほどの取引と同様に10,000円分の売り買いが可能となります。すなわち、1ドルが105円になれば、500円の利益が生まれるますね。 

 

『そりゃそうやろ、10,000円の元手で取引したのと同じなんやし』という声が聞こえてきそうですが、先ほどと異なる点があります。それは利益率です。 先の例では10,000円の手持ちがあったので、500円の儲けでは利益率が5パーセントです。それに対して今回の例では、400円しか手持ちにないにも関わらず500円の利益が得られているので、その利益率は125パーセントということになります。

 

レバレッジを利用するということは、爆発的に利益率を向上させることができるということと同義なのです。

 

ただし!利益を爆上げできるということは、損失も莫大なものにしてしまいます^^; 

 

1ドルが95円になった場合を考えてみてください。400円の証拠金しか元手にないにも関わらず、レバレッジ25倍で取引を行っているので、500円の損失が出ますよね?つまり元手を超えた損失を被る可能性が多分に出てくるということなのです。今は小さい取引単位での例に終始しましたが、実際の取引可能な単位はこの100倍であることがほとんど。例の通り100円マイナスで済むくらいならやられたなーくらいのもんですが、10,000円になれば普通のサラリーマンならかなりショックなレベルですよね>< 

 

…やっぱりFX怖いやんけという声が再び聞こえてきた気がします 笑

 

案件をこなす程度の短時間であれば、損失は最小限で済む!

 

 

具体例では1円単位の値動きを元にしたのでわりと大きな損失が出るように見えてしまいましたが、案件をこなすための取引は短時間で済ますことができる(というか、短時間で済ませなければならない)ので実際の損失はせいぜい数百円レベルで済みます。

 

なぜかというと、動きの少ない時間帯での値動きは数銭未満であり、取引1ロットあたりの損失≒スプレッド+αで済むためです。

 

例えば、現在のドル円の相場が以下のとおりだったとします。 

 

100.000[BID]  100.003[ASK] 

 

売りから入っても買いから入っても値動きが一切なく決済できた場合、損失はスプレッド分の30円だけになりますね?すなわち値動きさえなければ、30円×取引ロット数が損失となるのです。というかFX案件の場合、それだけの損失で得られるリターンは10,000円から20,000円ですから、普通に取引して利益を出すよりも確実にハイリターンを見込めるのです^^

 

リスク管理が最重要

 

 

ここまで説明を読んでも、やっぱりfx怖いー><となる人はやめておきましょう。厳しいようですが、損失とリターンを冷静に天秤にかけられない人には難しいのは間違いないですから^^; 

 

俺は(私は)やれる!と思った人は、たくさんリターンを得てください。でもあくまでも作業に徹すること!!FXそのもので利益を得ようとすると、途端に痛い目をみかねません。

 

また、値動きの少ない時間を狙って短時間決済を行うように注意していたとしても、天変地異やテロは何の前触れもなく起こり得ますし、それを引き金に為替相場は暴騰暴落します。そこを飲み込んだ上で臨むようにしてくださいね。